【うら子の部屋】コラムその① ~コンサートマスター紹介~

 こんにちは、うら子です。初回は当団のコンサートマスターがどういう人物か、ご紹介したくインタビューしてきました!
 出身は徳島、大学は大阪。基本は関西人だけどドイツ語はペラペラのナイスガイですよ~♪

コンサートマスター 中田秀司

「浦和フィルはどんなオケですか?」

 家庭的だと思います。実際、団内でご結婚されたり、お子さんが産まれたり、団内でのご家族もいます。団長さんの息子さんも入団されて、いろいろな世代がいる団ですね。
 技術面で言いますと、皆さん上手だと思いますが、特に木管セクションが安定しているなあと思います。

「コンサートマスターはどのような役職ですか?」

 オーケストラの奏者と指揮者との橋渡し役、でしょうか。
 指揮者の一番近くにいるので、指揮者がこうしたいのかな、という意図をくみ取って、団員に身体で伝えたり言葉で伝えたりすることだと思います。

「指揮者とのコンタクトは大変ですか?」

 自分の曲の理解と先生がやりたいと思っていることがあっているかな?ということは意識しています。初合奏の時は情報量が多いうえに、曲にも慣れていないのでいろいろと注意を配る必要があります。コンサートマスターになりたての頃はプレッシャーからか、初合奏前夜には「あれ?練習に来たのになぜか本番の日で、しかも楽譜を忘れて弾けない!」という夢を見ることがありました(笑)。

「練習中はどんなことを意識していますか?」

 個人練習の際はリズムと音程があっていること。合奏練習の時は他のパートあっているかどうか、です。私は自分自身が演奏しているときは客観的にどういう音になっているか把握するのが苦手なので、いつも団員の方の録音データを聞いて復習しています。

「指導するときにはどんなことを意識していますか?」

 指導、というとおこがましいですが、分奏練習でこうしてほしいというときは十分予習をしていきます。皆さんお仕事や家事、育児をしながら時間を作って練習に集まってきていただいているので、その時間を無駄にしないよう、ここのアンサンブルが向上したな、とか、ここはもうちょっと練習が必要だな、とか、毎回得るものがあるような内容にしたいと思っています。

「本番中にはどんなことを意識していますか?」

 自分自身が楽しむことです。 もちろん冷静な自分もいて「崩壊したらあかん」と思いながらやっていますが、本番が楽しめることがアマチュアオケのいいところだと思っていますので、大事にしています。

「楽器を始めたきっかけは?」

 中3(15歳)の夏に始めました。中学校に弦楽合奏部があり入部しました。それまではバレーボールをやっていたのですが、何となく向いてなさそうだったので総体が終わったあとに弦楽合奏部に入部してバイオリンを弾き始め、大学オケを経て、今に至ります。
 家の周りは田んぼばっかりの田舎で、自力で行けるところにバイオリン教室もなかったので、その部活がなかったらバイオリンもやってなかったと思います。

「楽器へのこだわりはありますか?」

 私が使っている楽器は日本人の製作者さんのものです。
 楽器屋さんで色々弾いて、一番響きが自分に合うな、というものを本能(と懐具合)で選びました。10年位使用していますが、気に入っています。最近ビオラも始めました。楽器は似ているのですが響きが違ったり、同じ曲でもオーケストラの中での役割が違ったりして新しい発見があり、楽しいです。

「血液型は???」

 AB型です。変わり者が多いといいますが、そんなに変わっていないと思います、たぶん!

「最後に、お客様へ一言!」

 演奏会にご来場いただき、いつもありがとうございます。
 まだの方はぜひお越しください!指揮者をはじめ、全力で演奏をしています!
 また、アマチュアオーケストラをお探しの方がいたら是非ご見学にいらしてください。年2回の定期演奏会の他に、有志で行う室内楽演奏会もあります。自分たちで小編成のチームを作って演奏しますので、アンサンブルの勉強にもなるし、新しい曲にも出会えて楽しいです。詳細は「団員募集」ページをご覧ください。
 浦和フィルは、これからも面白い演奏ができたらいいなと団員一同で精いっぱい準備してまいりますので、どうぞよろしくお願いします!

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